施設警備の仕事は、正社員や準社員（アルバイト）を問わず行うことができ、多くの警備会社で募集があります。募集の年齢層も幅広く、様々な方が施設警備の業務に就いています。こちらでは、施設警備とはどのような仕事なのか、デメリットはあるのか、仕事をする際の心構えをお伝えします。併せて、巡回警備や出入管理業務等の仕事に就いた際に取得しておきたい3つの神器（資格3点セット）をご紹介いたします。

施設内の監視や巡回が常駐警備です。勤務場所は商業施設・病院・ビル・工場など多岐にわたり、警備待機室などの施設の一室に待機し、定期的に施設内と施設周辺を巡回します。大きな施設においては防災センターでモニターやセンサーで各階を集中監視します。

待機中は警備室で座ることができるため、人によっては楽だと感じるでしょう。施設周辺の巡回もあるものの、雨風など天候に左右されず仕事を行える点はメリットの1つです。施設によっては、30分や1時間程度、入り口周辺で立って警備する場合もあります。

日勤は他の職種と同じく基本的に8時間勤務、夜勤は夕方頃から朝までが勤務時間で、13時間ほど勤務することもあります。24時間勤務には仮眠時間はあるものの、「自分の部屋以外ではなかなか眠れない」という方は、少々デメリットと感じるかもしれません。

施設警備は、契約の範囲で人の生命や身体、財産を守るために商業施設・病院・ビル・工場などの警備を行います。警備と共に事故の発生を防止するために、日常的な技術鍛錬や心構えが大切です。

施設警備を行う場所は、不特定多数の方が利用する場所が多く、利用者の安全を守るという意識を持つ必要があります。発生する事故を想定し、対処できるように警備計画が策定され、それを基に業務指示書（業務マニュアル）が作成されます。警備士はそれを基に業務を実施していきます。

また警備の仕事は、企業や個人の情報を得る機会が少なくありません。機密保持に努め、業務上知り得た企業や個人の情報は外部に漏らさないことが不可欠です。
日々の業務は真面目に責任を持って遂行し、節度ある態度で仕事を進めることが大切です。

巡回警備とは、常駐警備の中にある業務で、建物の内外（敷地内）を巡回します。

巡回警備など施設警備の仕事は、警備業務検定の「施設警備業務（1級・2級）」を持っていると業務の幅が広がります。また、3種の神器（3点セット）と呼ばれる資格を取得することで、施設警備業界での就職・転職が有利になることがあります。こちらでは、3種の神器について解説していきます。

施設警備には、常駐警備と巡回警備があります。巡回警備は施設やその周辺を巡回するのが仕事であり、最初は業務を覚えるのに苦労することをデメリットと感じるかもしれません。

シンテイ警備株式会社では警備士の募集を行っています。就業前には研修があるので、未経験の方でも安心して仕事を開始できます。