交通誘導の注意点ややりがいなどについて詳細を知っている方はそれほど多くないでしょう。交通誘導業務は、正社員・準社員（アルバイト）を問わず事故の危険と隣り合わせの業務であり、注意しておくべきこと・理解しておくべきことも多くあります。それだけに交通誘導警備にはやりがいやメリットもあり、多くの方におすすめできる業種です。

こちらでは、交通誘導業務において注意すべきポイントや給料・待遇、交通誘導警備のやりがい・メリットについて解説していきます。

未経験で交通誘導の仕事をはじめる方、交通誘導の仕事に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

交通誘導を行う上では、以下のような点に気をつけなくてはなりません。正社員・準社員（アルバイト）を問わず交通誘導業務時には大切なものばかりです。未経験の方は、あらかじめある程度把握しておくのもおすすめです。

• 歩行者を優先して誘導する
• 歩行者の属性（子供や高齢者など）から、判断力や身体機能を考慮する
• 誘導の対象車の死角に入らないようにする
• 工事車両を優先して誘導しない

• 車両を停止させる場合には、交通の円滑な流れを妨げないよう十分な配慮をする

  （やむを得ない場合以外は停止させない）

• 走行中の車両の前面に出て停止させようとする行為は、非常に危険なため絶対にしない
• 車両の停止を求める際は、できる限り左端に沿って停止してもらう
• 道路交通法上で規定されている駐停車禁止場所での停止を求めない
• 停止を求めた車両に再度発信してもらう場合は、進行方向の安全を十分に確保する
• 路線バスやトラック、特殊車両などは、特別の事情がない限り停止させない

交通誘導警備を行う際には、交通の安全を守ることが第一なのはもちろん、交通誘導をしている自分自身が事故に巻き込まれないようにすることも大切です。

交通誘導員は、事故に巻き込まれる可能性もある大変な警備業ですが、同時に大きなやりがいやメリットもある職種です。まず、交通誘導警備には「警備業務検定」をはじめとしてたくさんの資格制度があり、キャリアアップにも十分につながるでしょう。たとえ準社員でも、合図の動作や注意点など、比較的難しい特殊なスキルを身につけることができます。そのため、よりよい待遇の現場で働くことも視野に入れて業務に取り組めるのです。

また、給料や待遇が比較的よいことも、交通誘導警備のメリットの一つです。正社員ではなく準社員（アルバイト）だったとしても、比較的高い日給が期待できます。日給を見て「それほど高くないのでは…？」と感じたとしても、交通誘導は定時より早く終わることもあるため、結果として労働時間当たりの給料が高くなるのです。また、交通誘導警備は交通マナーを十分に理解しているミドルシニア層の採用率も高く、幅広い世代の方々にとって魅力的な職種です。

交通誘導は、正社員や準社員（アルバイト）を問わず多くの注意点や合図の動作などを覚える必要があります。不注意が交通事故につながる仕事であるため、比較的高い集中力や使命感が求められます。高度なスキルが身につくことは、同時にやりがいにもつながります。また、資格制度などを利用することで、今後より待遇のよい職へのステップアップも視野に入れることができるでしょう。

シンテイ警備株式会社では、交通誘導を含む警備業務を行う準社員（アルバイト）を募集しています。やる気があれば未経験の方も大歓迎です。また、経験に応じて給料・待遇などはご相談可能ですので、準社員（アルバイト）求人をお探しの方はぜひご応募ください。